空き家を相続したお客様と商談してきました
今日は大阪市内で、昨年親御様から相続をされた空き家をお持ちのお客様宅を訪問してきました。
二時間ほどゆっくりお話をお聞きしてきたのですが、やはり大量の荷物に悩まされているそうです。
なぜこんなに多いの?というくらいに親の荷物が多いそうですが、正直この方だけで無く、空き家を相続したり引き継がれた方皆さんが荷物に悩まれています。
そしてその空き家に、今のご自宅の荷物置き場として荷物を移す方が多く、さらに片付けが億劫になるようです。
そこに昨今の大雨などで家が傷んできて雨漏りが、でも暑い夏で片付けるのがさらに億劫で、さらに相続したご本人も60代後半や70代で体力も・・・というのが皆さん同じ状況です。
私を片付けのきっかけにしてほしい、出来る限り片付けのお手伝いをしますとご提案してきました。
子どもたちは不動産をいらない
ただ、昨今は荷物の問題だけでは無く、世の中の若い世代の人たちにとって不動産所有の価値が下がってきている(変化してきている)事にも問題がありそうです。
不動産会社の代表の私が言うのもなんですが、私も含め私たち世代(30代前後)は不動産所有に対する価値が下がってきていると実感しています。車の所有などに関してもそうだと思います。不動産の仕事をするのにもカーシェアで十分どころか、便利な時もあります。
私の両親も戸建てを所有しているのですが、特に残して欲しいとは思っていません。私たちは、自分たちで選んだ自分たちの場所に住んでいるので、両親の残した家に引っ越すという考えにならないと思います。
正直不動産や車などに対して、こんな価値観になるとは思ってもみませんでした。10年前に人気だったエリアが今は空き地だらけだったりします。5年後どうなるのでしょうか。実際不動産所有に対する価値は下がっていないのでしょうか。
ネガティブな事を書きましたが、これからは不動産の価格が上がります!と夢を語る営業がしたいです。